ロングエース   牡 黒鹿毛 1969年04月2日生  浦河産
   馬主 中井 長一   調教師  栗東・松田由太郎  生産者 (有)岡崎牧場
 
*ハードリドン HARD SAUSE
TOUTE BELLE
ウインジェスト *ティエポロ
*ノルマニア
Dondetch さんに写真をお借りしました。)
 
■競走成績 10戦6勝   (全競走成績についてはこちら
  東京優駿(1972)
  弥生賞(1972)
  皐月賞3着
  菊花賞5着
 
■代表産駒(種牡馬供用期間1975〜1992)
  テルテンリュウ(宝塚記念、NHK杯)
  スピードヒーロー(日経新春杯、神戸新聞杯)
  ワイドオー(京都4歳特別)
  ロンゲット(東京障害特別)
  ハクタイユー(日本における白毛馬第1号)
 
■ロングエースとは?
  かつて史上最もレベルの高い世代といわれた関西の3強が、ロングエース、ランドプ
  リンス、タイテエムの3頭でした。
  4歳の1月29日の初出走を勝利で飾ると、弥生賞まで5連勝し、皐月賞に挑むも
  ランドプリンスの3着に終わります。しかし、ダービーで皐月賞の雪辱をはらし「500kg
  以上のデカ馬はダービーに勝てない」というジンクスを初めて破ったのがロングエース
  でした。
  1975年、種牡馬としてシンジケートが組まれ、浦河の東部種馬センターに繋養。
  初年度からNHK杯、宝塚記念馬のテルテンリュウを出すなど、内国産種牡馬とし
   て好成績をあげ、25歳になった1993年に種牡馬生活を引退。その後、当牧場に
   て余生を送り、翌年3月3日、老衰のためこの世を去りました。
 
■ロングエースと白毛
   日本で誕生した白毛の馬8頭のうち、5頭にロングエースの血が受け継がれている
   のをご存じでしょうか?そのうち4頭はロングエースの子ハクタイユーの産駒なので、
   ハクタイユーによる功績の方が大きいのでしょうが、それでも、ロングエースが日本
   の白毛の歴史に大きく影響を与えたことは間違いないと思います。
   なお、現在大井競馬場でそのうちの1頭、ハクホウクンが元気に活躍しています。
   興味のある方は、ハクホウクンのオーナーであるヤナギスポーツさんのHPの中にハ
   クホウクンに関するページがありますので、よろしければご覧になって下さい。
 
■口取り写真等(展示室のコーナーに写真を掲載しています。)
      
 

注:このページで使用しているロングエースの写真はDondetchさん
よりお借りしたものですので、無断での転載はご遠慮下さい。